骨格ナチュラルって
「太らないからいいよねー」
「上半身細くていいよねー」
なんて言われませんか?
うらやましくて褒めてくれているので、嬉しい反面、当の本人は、意外と悩んでいたりします。
隣の芝生は青く見えるモノです(^_^;
「細いのは嬉しい」けど
「貧相に見える」
「上半身は細いけど、足は太いし大きいのよ・・・」
「そもそもガリガリが悩みなので、細いって言われたくない」
などなど、骨格ナチュラル特有の悩みってありますよね。
若い頃は、「私、細いんだ」=「スタイルいいんだ」と、褒められたことは純粋に嬉しく思っていました。
でも、細いこととおしゃれに見えることは違うんですよね。だから、服選びは苦手だったし、悩みの種でした。
この記事では骨格ナチュラルの体型に自信を持つ方法と悩みの解決の仕方をご紹介します。
骨格ナチュラルあるある①「上半身が細い」
昔から言われてきました。
若い頃から骨格診断を知るまで、この言葉を浴び続けた私は、「私は細いんだ」「華奢なんだ」と思っていました。
実際には、肩幅があるし、骨っぽいし、肉感はないんですけど、ゴツさ要素があるのに、「なんで細いんだろう?」と思ったことがあったんですね。
それは、骨格ナチュラルの体のつくりゆえの理由でした。
骨格診断のナチュラルタイプの上半身の特徴をもう少し詳しく見てみましょう。
✓肋骨の厚みがない
上半身が細いことで悩む骨格ナチュラルさんは、とにかく肋骨の厚みがありません。とにかく細い(薄い)。診断士として、何人かの肋骨を触らせていただきましたが、びっくりするほど細いです。
もちろん、厚みがあるナチュラルさんもいます。
骨格ナチュラルは一概に「薄い人ばかりではない」のが、診断の難しいところではありますが、一定数「薄い」人は存在します。
一般的に骨格ストレートタイプは肋骨に厚みがあり、骨格ウェーブタイプは肋骨に厚みがないのが特徴です。
骨格ナチュラルはストレート、ウェーブと比較すると、骨っぽいのに肋骨の厚みがありません。
実際に、上半身が細い、薄い、貧相と悩むナチュラルさんは一定数いて、私もその1人です。
横から見るととにかく厚みがない。薄い。ぺらぺら・・・。胸がなければ少年です(涙)
✓デコルテが寂しい
デコルテが寂しいというのは、肋骨の厚みがあってもなくても、骨格ナチュラルタイプに共通します。
ちなみに、巨乳さんでも貧乳さんでも同じ。
巨乳さんは胸元はグラマラスになるのかと思いきや、やはりデコルテがシンプルだと寂しく感じます。
✓太い鎖骨が出ている
両腕を開いた状態で鎖骨を触ってみてください。
指を鎖骨の中に入れ込むように触ると、水が溜まりそうな空間ができます。
手でしっかりとつかめそうな骨はあれば骨格ナチュラルの可能性が高いです。
骨格ストレートタイプは鎖骨が目立ちにくく、骨格ウェーブタイプの鎖骨はとても細いです。
骨格ナチュラルタイプの鎖骨はとても目立つので、ともすれば男っぽいとか、おばあちゃんみたいな印象になりますが、海外では骨感と鎖骨をしっかりアピールした女性が多いように感じますし、実際にセクシーと考えられているようです。
✓横を向いたときに太い筋が出る
横を向いたときに首の横にすーっと筋がでませんか?太めの筋です。
雑誌のモデルさんを見ていても、動きのあるポーズなんかはとても分かりやすいなぁと感じます。
骨格ナチュラルあるある②「足が太い」
先日、職場の更衣室で着替えているときに「細い上半身に比べて足が太いよね」って言われたんです。
ど直球なコメントだったので、一瞬ビックリしましたが(笑)
とても人のことをよく見ている方だったので、客観的にちゃんとそう見えるんだなぁと冷静に受け取りました。
ただ、細いと言われてきただけにショックでした(笑)
足が太いのは、ナチュラルタイプの特徴である腰骨の幅からくるのと、O脚が原因です。
私は、体の歪みもかなり影響しています。
✓腰骨が出ている
骨格ナチュラルは腰骨が出ていることが特徴です。とにかく腰骨が出ています(笑)
骨盤は四角いんじゃないかと思うことがあります。
冬になると、パンツのゴムがあたって、腰骨部分だけかゆくなります。
そんな腰骨に当たることで、ベルトは痛くなるし、スカートはくるくる回るし(体の歪みも影響していると思う)、ズボンやパンツが腰骨に擦れて痛みやかゆみさえ出ることがあります。
次男が私と似たような骨格で、骨格ナチュラルタイプです。
今はとても細いけど、腰骨は立派で、ズボンがキツイとよく言っています。
腰骨はどうしても細くすることができないため、ウエストが大きめの傾向がありますね。
余談ですが、「このスカートはいらなくなったから、細いあなたならはけそうだからあげる」と義姉にもらったスカートがあります。
はいてみたら、ウエストがキツかった…。義姉は骨格ストレートタイプ。
昔は細かったそうなので、きっとウエストの細いボンキュボンでスタイルがよかったんだろうな~って想像しました^^
✓膝が出ている
膝の皿が大きいです。
実際の私の膝の写真。恥ずかしすぎる(°°;)
「丈の短いワンピースは大きな膝が出るから似合わないよ!」っていう動画を撮っている途中です。(途中でデータ容量がなくなり、未公開。汗)
広めの骨盤⇒そのまま太めの太もも⇒大きな膝の皿…という、なんとも足に女性らしさを感じにくい体型(ーー;)
お風呂で湯船に浸かって自分の下半身を眺めていると「男性的だなぁ」とよく思います。
それくらいごつい(^_^;足が細いとも言われたことがあるのになぜかしら?うまく隠せていたんでしょうね…。
昔から、足を出すファッションをするときは不思議に思ってました。まさか、それがナチュラルの特徴だったなんてね。
ミニスカートやハーフパンツを着るときは、ロングブーツで隠してしまうのが吉ですv
アラフォーのおばさんはショート丈ボトムスにはチャレンジしませんけどね(*^O^*)←40代
✓ウエストで合わせると太ももが入らない
腰骨が出ている影響だと思いますが、ウエスト合わせでボトムスを選ぶと、デニムなどの場合、太ももが入りません。
細身パンツが流行った頃に、とあるブランドのデニムを試着して、面白いくらいに太ももでひっかかって上がらなくなったことがあります。
少し苦い思い出。
まだ、骨格診断を知らなかった頃なので、サイズアップするという選択肢はなく、「これ、はけないのね、残念(-_-;)」と諦めたのを覚えています。
入らなければサイズアップすればいいし、腰骨が引っかかるから、ウエストを落として着るというのも方法です。
案外その方が、ウエスト位置が下がるので、骨格ナチュラルタイプにはしっくりきます。
40代オーバーは体のラインが出るボトムスよりもゆとりのあるボトムスを選んだ方が、大人のゆとりを感じさせられます。
骨格ナチュラルあるある③「おしりが大きい」
おしりが大きい・・・と、自分ではずっとコンプレックスに思ってきたのですが、実は扁平尻だったみたいです。
四角い扁平尻。
お尻を鍛えている人はプリンとした丸いお尻の形をしていますが、四角い扁平尻にはそれが感じられません。
お尻が大きく見えるのがイヤで、若い頃はキュロットが嫌いでした。
トレンドが巡ってきて、今はやっぱりお尻がむき出しになってしまうワイドパンツは抵抗があります。
着こなしでカバーできるようになったのは、骨格診断を学んだ成長と言えますねv
ちなみにおしりが大きいと一口に言っても、いろんな「大きい」があります。
後ろにぽこっと出る、前後立体的なおしりなら骨格ストレート、横張りが気になるなら骨格ウェーブの可能性が大きいです。
骨格ナチュラルあるある④「手足のサイズが大きい」
自分の手が大きいなんていう自覚はありませんでした。ただ、指は細くて長いんです。
手のひらの面積が大きく、指が長い。特に親指が長いので、いろんなものが掴めたりします。
指を駆使しすぎて、母指CM関節症になったほど(°°;)手でものを持つときは、おおちゃくせず両手で持つようにして下さいね
。長い指は何でもぶら下げられるので使いすぎてしまったようです。
同じく足も大きい。足の指が長いというのも同じ特徴です。
この記事でも書きましたが、とにかく指が長いので、指が分かれてる靴下は、指部分が足りなくてしっくりくるものに出会えません。
足の大きさだけ見ると身長158cmに対して24cm。まぁまぁ大きめですよね。
足袋(指の割れた靴下)を仕事ではいていたのですが、サイズ選びに苦労しました。
指が入るかどうかを重視しないと、かかと重視で選ぶと、中指がぐにゃっと曲がってしまうことがあり、何度もサイズを買い換えた経験がありました。
骨格ナチュラルあるある⑤「クセ毛&剛毛」
個人差が大きい部分ではありますが、骨格ナチュラルタイプの人はクセ毛・剛毛が多いと思います。
髪が太めでしっかりした方が多い印象で、私はクセ+剛毛でかなりボリュームのある髪質です。
体毛も濃いので、男っぽいのか?男性ホルモンが強いのか?毛深い人も多いかもしれません。
眉毛がりりしく、まつげが長い、ちょっと日本人離れした印象かもしれませんね。
【解決策】骨格ナチュラルが勝ち組になるには?
骨格診断の理論が分かると、コンプレックスをカバーすることができます。
ひと昔前は体にピッタリしたサイズ感や膝丈のスカートがトレンドだったので、迷走することが多かったのですが、今は骨格ナチュラルタイプにとって神トレンドの波です。着こなしも着回しもしやすい服がたくさんあります。
✓ロング丈、マキシ丈のスカート
✓ワイドパンツ
✓ロング丈のカーディガンやワンピース
✓ゆとりのあるサイズ感を選ぶ
この注意して注意して、重ね着を楽しんで下さい。
詳しいアイテムや着こなしについてはこれから記事をたくさん書いていきますのでお楽しみに♪
夏は重ねることに限界があるので、デザインや色でカバーしたり、小物を駆使することもオススメです。
とにかく骨っぽさを見せないことが一番!
気になるところは隠して「ここは華奢ですよ?」と見せかけることが大事です。
「何でもチュニックで隠すのはおばちゃんっぽい」というのは、特にストレートタイプに当てはまること。
ウェーブタイプは野暮ったさがでるかと思います。
骨格ナチュラルさんは着丈長めの着こなしがスタイリッシュに見えます。
ただ、何でも長けりゃいいというわけではなく、身長も加味して、細身ナチュラルさんはバランスを見極めてくださいね。
過去に、布多め、丈長めに意識を向けすぎて、なんでも大きめを買っていたことがあるんですが、家で着るとなーんか野暮ったくなってしまったんですよね。
余談ですが
子どもが幼稚園の頃に、【PTAが鬼に扮して子ども達を驚かす】という行事があったんですね。
男性役員3名に混じって、副会長だった私も鬼に扮しました。鬼仕上がりの記念撮影をぱちり☆
他の役員の女性メンバーに「こんなふうにしたよ~」と写真を送ったら…
「あれ?髪の毛があるから、これが〇〇さん(私)…かな?」
みたいなコメント。
本来、男性と女性では作りが違うし大きさも違う。
しかも、華奢で細いと言われていたから、どれが私であるかはすぐに分かるだろうと思っていたのに…!!!
これがそのときの写真で、私は左端なんですが、このときほど自分が骨格ナチュラルなんだと実感したことはありません。
というかなんだかおデブね(°°;)
どうせだったら、女鬼ではなく、思いっきりかっこよく怖そうに変装すればよかったわ~(笑)声も低いしね。