おしゃれ迷子だった頃の悩み
「おしゃれがしたいけど、何を着ても似合わない…」
「服はあるのに、なぜかしっくりこない」
こんな悩みを抱えながら、私は長い間“おしゃれ迷子”でした。
当時の私はバーゲンやセールで服を買うことは楽しんでいたけど、何を買ってもどう着ても「自分に似合う」とは思えませんでした。
鏡の前でため息をつくこともしばしばで、「おしゃれは特別な人のもの」と思っていました。
服に自信が持てなかった理由
学生時代から、「センスがない」と思い込んでいた私。
街で見かけるおしゃれな人や雑誌のコーディネートは素敵でも、自分が着ると違和感ばかりでした。
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どうして同じ服なのに、私は野暮ったく見えるのか
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服を選ぶ基準がわからない
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自分に似合う服が見つからない
こんなジレンマに悩まされていました。
パーソナルスタイリングで気づいたこと
パーソナルスタイリストとして学び始めたことで、状況は変わりました。
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骨格診断で自分に合うシルエットを理解
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カラー診断で肌色に合う服がわかる
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自撮りで似合う・似合わないを客観的に確認
私は骨格ナチュラルなので、ラフでボリューム感のある服がしっくりくることが判明。
学んだことを実践すると、買い物で迷うことが格段に減りました。
古着やネットショップとの出会い
学びと同時に、私を助けてくれたのが 古着・メルカリ・リサイクルショップ でした。
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メルカリでは「ブランド名 × アイテム名 × 価格」で検索
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試着のみやサイズが合わなかった服が手に入る
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自宅にいながら欲しい服をチェックできる
「新品に近い服が手頃に手に入る」ことが、おしゃれ迷子の私には宝物のようでした。
学びの最中は「古着」を使うことが、「失敗しても大丈夫」というメンタル面での救いだったんです。
セカンドストリートなどのリサイクルショップにもお世話になりましたが、ただ、服がずらっと並んでいるお店は、ある程度目利きも必要。
そういう意味で、パーソナルスタイリストの腕を磨くのに役立ちました。
メルカリは、「失敗した」という出品者がきれいな商品を出していることが多く、好きなブランドに絞っても、状態のいいものを購入することができ、わくわくしながら毎日アプリを見ていました。
服が増えすぎた悩み
ただ、買いすぎるとクローゼットがパンパンに。
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体はひとつなのに服ばかり増える
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服の居場所がなくなる
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手放すタイミングがわからない
この経験から「服と向き合う大切さ」に気づきました。
最初は、診断ができても「自分の服は選べない」というジレンマが続き、いろんな服を買いまくって試しては撃沈していました。
ところが、徐々に「似合う服」「納得できる服」が見つかると、新しい服が必要ないと感じるようになったのです。
かわいいな~、欲しいな~と思っても、「似たようなの、家にあるな」と、冷静になれるようになったんですね。
服って、トレンドに乗っかるのも楽しいけど、何を着たらいいかわからないからトレンドに乗っていた、とも言える気がします。
服との対話でわかる本当に似合う服
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まだ着れるのか?
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本当に好きなのか?
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手放す時期ではないか?
服と向き合うことで、「自分に必要な服」と「そうでない服」を選べるようになりました。
服は数よりも対話が大事。
そう考えると、クローゼットの服たちも喜んでくれる気がします。
あとは、断捨離を進めて、もう少しコンパクトなクローゼットを目指すだけ。
おしゃれ迷子さんに伝えたいこと
もしあなたが「何を着ても似合わない」と悩んでいるなら、それはセンスの問題ではありません。
✔ 似合う基準を知らないだけ
✔ 買い方の工夫をしていないだけ
✔ 服との付き合い方を見直していないだけ
ファッションは才能よりも 知識と経験 で変わります。
少しずつ自分に似合う服を知り、服と対話できるようになると、クローゼットを開けるのが楽しくなります。
まとめ
おしゃれ迷子だった私も、学びと経験を重ねて少しずつ変わってきました。
服は あなたを輝かせる相棒。
まずは「自分に似合う服」を知ることから一歩を踏み出してみてくださいね。
必要な学びや知識は、過去の私の考え方を交えて、このブログでも紹介していきますので、ご覧いただけると嬉しいです。