私は、現在パーソナルスタイリストとして、田舎で細々と活動をしています。
もともとは超おしゃれ迷子で、センスも全くなかったのですが、当時とても気になる先生がいて「骨格診断」と「パーソナルカラ
ー診断」を習うことに決めたのが、今の生活の始まり。
2018年にファッションの世界に飛び込んで(それまで数年は独学していたけど限界を感じました)、今が2022年。4年たってようやく「自分のファッションの軸」ができてきたように思います。
そんな私がおしゃれ初心者からどうやって街を歩いてると「おしゃれだね!」と言われるようになったのかを書いていきます!
目次
①ファッション理論と自分を知る
②毎日のファッションショー
③ファッションはお金がかかる
④卸屋さ出会い出会い
⑤いろんな服を著て・見て気づいたこと
⑥トレンドや情報に振り回されない
①ファッション理論と自分を知る
おしゃれはしないという呪文は「母のあり方」にあったような気がします。詳しくは別記事にゆだねるとして、昔から「かっこいい女性」「キレイな女性」にはとても憧れがありました。
学生時代はおしゃれに無頓着。社会人になってから服を買い始めたけど、どれを着てもなんとなくしっくりこない日々を過ごしていました。人にうらやましがられるほどに(?)そこそこ細身なのに!
細いから、若いから、何でも似合うというのは違うと思っています。
結婚して、子育てに突入すると
授乳しやすい服、抱っこひもですれても傷みにくい服などを中心に自分の服を選ぶようになり、自分の服はさておき、子供服を選ぶ楽しさに芽生えるようになりました。
子ども達が少し大きくなったときに「おしゃれしたい」という気持ちが、久しぶりにふつふつとわいてきたのです。
時代は進んでいたので、スマホで検索する日々。
そのときに「骨格診断」という言葉に出会いました。
「人によって似合う服が違う」
え?これって、モノトーンが似合う!今は〇〇がトレンド!を信じてきたのにおしゃれになれなかった私の最後の砦になるのでは?と、とりこになってリサーチしたのを覚えています。
まずはネットや本など、身近なところから知識を得ました。
「おしゃれだね」って言われるようになったのはここからがスタートです。
自分の骨格タイプやパーソナルカラーを知って、ちょっとずつ取り入れてみると、今までと印象が変わるらしく「おしゃれ」って言われるようになったんです!この私が!自分でも少し驚きでした。
ただ、独学には限界がありました。「タイプ」という枠を決めることで、「服を排除」するクセがついてしまって、服選びができなくなってしまったのです。このときはすごくつらかったです。
楽しくてワクワクして勉強したのに、服選びがいっそうつらくなるなんて。
だったら、しっかりプロから学ぼう。
そう思って、気になる先生の元で「全てのタイプの知識」を得たかったので、プロ養成講座を受けることに。
②毎日のファッションショー
養成講座は敷居が高すぎて&自分の理解のなさで、純粋に楽しめるモノではありませんでした。
せっかく憧れの先生に会えたのに。。。自分の器量の限界でしたね。
それでも、養成講座を受けたからには起業しようと思って、準備を進めました。
SNSやブログなど準備することもたくさんありました。
それに伴って、自分のコーディネート写真を取り始めました。
おしゃれに目覚めてから、おしゃれブロガーさんのように時々写真を撮っていましたが、より見栄えよく(ウソではなく)ポーズや場所選びをするかも考えるようになりました。
顔の表情も大事。思いの外、むすっとした自分の表情に嫌気がさしたのもこのときです。
服が最新のモノではない、センスもいまひとつ、こんなの更新してイイの?といっても、お客さんを待つなら発信をやめるわけにはいかない。ファッションというジャンル上、顔出しは必須とも言われましたしね。
一時期、更新が途絶えたこともありましたが、インスタグラムへの投稿は、週に数回のペースですが続けました。
4年たって、インスタグラムをさかのぼってみると、そのときはコレが私の限界と思っていたコーディネートのダサいこと(笑)うん、言い換えれば、自分が進化してるってことです。
同じアイテムを数年使ってるからこそ感じる「コーディネートの変化」を感じることができました。
③ファッションはお金がかかる
毎日、コーデ写真を撮ってると、手持ち服の限界を感じました。私はおしゃれブロガーではないけど、新しい服を投入できないことに不満を感じていました。
ファッションって、おかねがかかるな~と思いました。
昔と違って、プチプラショップがたくさんあるから助かります。
おしゃれを少し楽しめるようになってから、GUで服を買うことが増えました。
ユニクロに比べて安い!
トレンドを抑えている!
骨格ナチュラルには嬉しいメンズコーナーがある。
これらは、通うポイントでした。
私の住む街にはGUがないので、イオンモールや駅ビルによく行きました。ついでに他のプチプラショップも。
住んでる街にはユニクロがあるので、ユニクロのワゴンをチェックするのも好きでした。
とにかく、自信が持てないから失敗を避けるように安い服を買いたかったんです。
④卸屋さんとの出会い
詳しく覚えてないんですが、どうにか安い服を買えないかとリサーチしてたどり着いたのがとあるファッション卸しのお店。オンラインショップです。
福袋のようなまとめ売りスタイルなので、何が入ってるか分かりませんでしたが、いろんな服を知りたくて、何度か購入してみました。
大きな箱に所狭しと詰められたお洋服。
いろんなジャンルの、いろんなブランドの、いろんな色の、いろんなサイズの服たち。
自分の着れそうなもの以外は、転売に使うことにしました。
転売はメルカリを使いましたが、メルカリに出品するというのが、何気にいい経験になった気がします。
どうしたら売れやすいか、ワード、写真などなどをリサーチする機会となったのです。おかげで300品以上の取引をして、気づいたことがたくさんあります。
出品作業、めんどくさい。
そう思ったこともありますが、面倒なことを続けるからこそ得られたことがある。それ自体もいい収穫でした。何もせずに得られるモノはない!!
⑤いろんな服を着て・見て気づいたこと
いろんな服を見て、見て気づいたことがあります。
素材、デザイン、サイズ感・・・スタイリスト起業をして、分かってるつもりだったけど、実際にいろんな服に触れていろんな服があるんだな~と改めて実感しました。
同時に、自分の服選びのツボがちょっとずつ変化してきました。
私は、骨格ナチュラルなので柔らかい薄手の服は普段からあまり選ばないのですが、イオンやしまむらの服は本当にペラペラ!薄手ありきの服はたまに買うこともありますが(どちらも市内にある数少ない服屋さんの1つなので)、「服を買おう♪」という目的でイオンの衣料品コーナーやしまむらに行くことはなくなりました。
さらに、2022年現在はブランド服のよさ、心地をもっとしりたくなり、まずは安価でメルカリで中古や美品を買うことからスタートすることにしました。
だって。物の扱いが雑な私がいきなり高価な物を買っても物のよさを活かせずに汚したり傷つけてしまう。それが必要なことだったとしても、こわごわ扱うなら、まずは自分になじみそうなお下がりから慣れていきたい。
私は古着ってあんまり気にならないので、最大限利用することにしました。
正規価格だったら絶対に買えないものが買えるのがメルカリのよさだと思っています。私とブランド物を出会わせてくれる。
実際にメルカリでCOACHの財布やMotherのデニムシャツ、まさに今日はfrank&Eileenのシャツを買いました。国内ブランドではジーナシスを買いました。
練習して自分になじんだら、そのときにお店で正規品を買いたいと思っています。
⑥トレンドや情報に振り回されない
最終的な結論ですが、トレンドや情報に振り回されすぎないで欲しいです。
情報に振り回されすぎると「自分にとって何が正しいのか」分からなくなるし、自分目線ではなく他人目線、自分のおしゃれじゃなく世間のおしゃれになる気がしませんか?
そもそもトレンド服って「似合うもの」と「似合わないもの」があるんです。似合えば喜んで取り入れればいいし、似合わないアイテムはスルー。
トレンドアイテムはその年はみんな着てるけど、次の年は着てなかったりしてません?
自分の似合うという視点で服選びをすれば、トレンドの年はトレンドアイテムとして、翌年は自分に似合うアイテムとして着ることができるんですよね。
「その服ダサイ」「その服古い!」その言葉に惑わされていませんか?
たしかにさ、バブル時代の肩パッド入りジャケットとタイトスカートはいてたら古いかもしれないけど、それってメイクやヘアスタイルでイメージチェンジできちゃったりします。
全てを当時のまま再現すると「当時感」がでて古くさく見えるのは当然のことだと思います。
そんなわけで、ファッションというと服にフォーカスしがちですが、メイクやヘアスタイルって結構重要ですよ!
ではまた(^.^)/~~~